そんな昨日の夜でした

チャートが得られるが何か変。原因が判らず悩んでみる。結局わからなかったので、装置の管理者に問い合わせる。すると、普段いじらない(いじったら戻すべきところと言った方が正しい)ところが変更されていた故に変なチャートが得られていたようだ。さて、ここで問題なのは、いくらマニアックな設定にされてたとはいえ、測定者はそこに気が付くべきなのか? それとも、共通機器である以上、設定を変えた人を責めるべきであり、自分に非はないというべきなのか? 
別の案件として、とある研究室の学生諸君は、皆一様に測定ができないと直前の測定者に電話をかけてくる。で、言ってみるとなんの事ないあきらかな測定者のミスであることが多い。たまに設定が変わっているのに気が付かないで呼び出された事もある(呼び出した条件ファイルが違うとか、測定溶媒とRefの溶媒が違うとか)。これを測定者の技量を問題にすべきか、測定の講習会をきちんとやらないのが問題なのか(やってはいるんだけど、あまりつっこんだ説明はない)。
測定のプロフェッショナルになるというのは無理だけど、測定してる以上はある程度トラブルシューティングができないとダメなんだろうなぁ(というか、原理がわからないとね)・・・というのが私の結論。でもそれがB生やM生にまで当てはまるのかというと疑問。今回の一件は、まぁ、次からはそれを疑えるようになったからいいんだけど。夜に2時間も無駄になったのが辛かった・・・